主体性のない従業員への対応
この仕事がら、他の職業の方に比べて多くの会社を見ております。
そこで気づいたのは、少数の会社であっても経営者と従業員との間には相当の意識のズレが生じているということです。
・何故言われないとできないのか
・何故もっと必死に仕事しないのか
・何故危機感がないのか
人を雇用している経営者の方は、少なからずこのように考えたことはあるはずです。
もちろん従業員に問題があることも考えられますが、
会社経営者たる者、会社で起こる問題の責任は全て自分にあると考えなくてはなりません。
いくつもの顧問先の従業員と面談してきたのですが、皆さんほとんど同じ回答をされます。
「何をすればいいかわからない」
何をすればわからないから、言われたことしかやれないということです。
これは、経営者や全体の仕事の一部を任せており、作業の目的や全体の仕事の中の位置づけを明確にしてないことが要因の一つです。
全体のゴールがわからないから、与えられた作業しかできないということです。
このような問題の解決策は、ひたすらコミュニケーションしかありません。
・この会社の仕事とは何か、いかにして社会の役に立っているのか
・その中で、あなたの仕事の目的は何か
・その仕事で、どんな人達の役に立てるのか
青臭いことでも何度も何度も説明していくことが必要です。
些細なことから、経営者と従業員の方向性はずれていきます。
小さい会社からこそ、密なコミュニケーションを心がけましょう。
弊社では、経営者と従業員の方の意識や方向性のズレを解消すべく、会議支援に取り組んでおります。
客観的な財務数値や損益に基づき、会社の置かれている状況や目標などや経営者の考えを従業員の方に落とし込んでいきます。
自分の口から言いにくいことや、他の第三者が言ってこそ効果のある事柄も多くあると思います。
そのような経営者と従業員との間の潤滑油のような役割を果たしております。
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