みなさん、こんにちは。
名古屋市中川区で事務所を構えております、税理士法人トラストブリッジでございます。
先日の記事で書いた通り、弊社では現在社内研修を実施しております。
本日は、簿記(会計基準)の2講義目でした。
本日のテーマは「費用と資産」について
会計基準の中での費用は奥深い項目です。
費用と損失の違いから、何のために資産を計上するのか・・・。
今回も、会計基準の本質に迫れ、また、実務で正しい判断ができるような講義を心掛けたつもりです。
今回は例えば以下のような事例をもとに、皆に検討、ディスカッションしてもらいました。
事例1
当社は、国内で小売業を営んでいる法人です。
新作商品を@10,000円で100個仕入れたのですが、業界の供給過多により、販売価格が@5,000円まで下落しております。
期末に残っている在庫は30個です。
この場合、期末の在庫計算は@10,000円で計上する必要があるのでしょうか。それとも@5,000円で計上する必要があるのでしょうか。
➢これは、費用と損失の違いを理解しているのか、費用収益対応の原則の下、資産を計上する意味を問う事例ですね。
ご存知の通り、現行の会計基準では、@5,000円で計上する必要があります。
事例2
当社は、従業員への還元の一環としてストックオプションを付与しております。
このストックオプションに関しては、付与時、行使時ともに現金等の支出がないので費用として計上する必要はないと理解しておりますが、よろしいでしょうか。
➢これは、そもそも費用はどのような事実に基づいて計上すべきかを問う事例ですね。
支出を伴うことが必要条件なのか否か、それとも財貨サービスの費消に基づいて、費用を計上するのか・・・
こちらもご存知の通り、費用として計上する必要があります。
ストックオプションの会計基準は10年ほど前にできた新しい基準ですが、
費用の認識について、様々な方向から検討された会計基準です。
この費用に関する考え方は、同会計基準の結論の背景に記載されているので、興味ある方はご一読ください。
今後も事務所のレベルをあげるために、研修に力入れていこうと思います。




