AIに負けない!一流経理マンへの道。小話編 Vol.2
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AIに負けない!一流経理マンへの道。小話編 Vol.2
本メルマガは、一流の経理マンとなるべく、
会計基準の本質を理解することを目的とします。
覚えるのではく、理解することを意識して考えながら、読み進めてください。
「題名」スタッフミニマムの荒波を生き抜く
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「スタッフミニマム」という言葉をご存知ですか?
これは、直接売上に貢献しないスタッフ部門は最小に抑えないといけないということを説く言葉です。
スタッフ部門が肥大化してしまえば、
会社の固定費が膨れ上がってしまい、柔軟性も失われてしまいます。
そのため、経営者はスタッフ部門の省人化は常に考えているといっても過言ではありません。
スタッフ部門の一つである経理部で働く方は、そのことを肝に銘じておく必要があります。
経理部としては「効率化」と「付加価値の向上」を徹底していく必要があります。
効率化は、システムの構築などの大規模な改革だけでなく、エクセル活用だけでも十分効果を発揮します。
例えば、
担当者:手書き伝票を起票→
責任者:承認
担当者:会計ソフトに打ち込み
という業務フローを
担当者:会計ソフトにて伝票起票
責任者:会計ソフト上で承認
というフローに変更するだけで、
手書き伝票を起票するという手間が減ります。
そんな非効率なことを行っている会社があるのかと思われるかもしれませんが、そのような会社はよく見受けられます。
理由として圧倒的に多いのが、「以前からずっとそうだから」です。
このように一度構築された業務フローを見直すだけで、ぐっと効率性は高ります。
もっと、記帳を効率化しようとする場合、
・エクセルで仕訳データを作成し、会計ソフトにインポートする方法
・クラウド会計の導入方法
なども考えられます。
クラウド会計はまだまだ発展途上なので導入は慎重にすべきですが、
エクセルで仕訳データを作成して、インポートする方法は、工数を大幅に削減できることが期待されます。
弊社の顧問先でも、
慢性的に残業体質だった経理部にて、エクセルが得意な方が経理の担当となった途端に、残業なしで仕事が回るようになりました。
これは、今まで一つ一つ伝票を打ち込んでいたのを、
エクセルで100仕訳、200仕訳作成して、一括で会計ソフトに取り込む方法に変更したことによるものでした。
エクセルを侮ることなかれ。
下手なシステムを導入するより、少しエクセル技術を磨くことが、大きな効率化を生みます。
エクセルもマクロなどの複雑な機能ではなく、
基本的なショートカットキー、関数を少し覚えるだけで十分です。
コピーやペーストなどは、ご存知の方も多いと思いますが、
例えば、Alt+Tab で複数開いているウインドウのうち表示するウインドウを変更できます。
また、Ctrl+Aで全範囲選択できます。
全範囲選択したまま、Ctrl+Gでジャンプウィンドウを開くことができます。
そのまま左下のセル選択をクリックして、「数式」を選択して、OKをクリックすると、エクセル内のうち、数式が入力されているセルを選択します。
数式のみが選択されている状態で、フォントの色を変えておけば、色がついているセルには数式が組み込まれていることが一目瞭然です。
このようにエクセルでは、
知っているだけで効率性を高めることのできる機能がたくさんあります。
まだまだ、たくさんありますので、また機会があれば紹介していきたいと思います。
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■ 発行者 プロフィール ■
税理士法人トラストブリッジ 代表社員
公認会計士・税理士 永田 雄大
・慶應義塾大学商学部卒業
・有限責任監査法人トーマツにて、会計監査、内部統制監査に従事
・アタックス税理士法人にて、中小・中堅企業の税務顧問、事業承継業務に従事
・平成27年6月より、税理士法人トラストブリッジ代表社員就任
HP URL:http://trustbridge.co.jp/
Facebook: https://www.facebook.com/trustbridgetaxaccountantcorporation/
Twitter: https://twitter.com/kaikeijin56
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