AIに負けない!一流経理マンへの道。小話編 Vol.3

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AIに負けない!一流経理マンへの道。小話編 Vol.3

本メルマガは、一流の経理マンとなるべく、
会計基準の本質を理解することを目的とします。

覚えるのではく、理解することを意識して考えながら、読み進めてください。

「題名」経理部のミッションとは何か

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経理部のミッションとは何か。
事業において自らのミッションを明確化することは非常に重要です。

 

 

自らを鉄道業と位置づけるか、輸送業と位置付けるか。

 

 

 

この事業の捉え方は、時として会社の生き死にすら左右します。
自らの事業を鉄道業と位置付けていたアメリカの鉄道会社は、
自動車が発達した場合でも、自動車には目もくれず、衰退していきました。

 
自らを輸送業として位置づけ、自動車産業を取り込んでいたら、

 
鉄道会社母体の自動車会社が存在していたかもしれません。

では、経理部のミッションとは何でしょうか。
これは、会社によって異なると思いますが、皆さんはどのように考えますか?

例えば、経理部のミッションを、以下のように定義した場合は、いかがでしょうか。

 

 

 

「日々のお金の動きを管理し、決算書を作成すること」

ミッションを達成するためには、

 

・会社の出納を適切に管理する

・会社の帳簿を作成する
・決算書を作成する
・経費精算を行う

 

などが考えられると思います。
しかし、経理部のミッションを、以下のように定義した場合は、いかがでしょうか。
「会社の現状を明らかし、経営判断に資する情報を提供すること」
会社の現状を明らかにするためには、上記のような仕事も行わないといけません。

一方で、経営判断に資する情報を提供することもミッションとするため、

 

・予算管理
・原価企画
・CVP分析 など、様々な分野の仕事が考えられます。
今後AIが発展し、単純な入出金の管理や帳簿付けなどの重要性は低くなることが予想されます。

 

 

 

経理部はAIやシステムの台頭を恐れることなく、積極的に取り入れて、既存の仕事の徹底的な効率化を図る。

 

 

 

その後、より大きなミッションを達成するために、今まで取り組んでいなかった仕事を行う。

新たに取り組むべき仕事は、会社によって異なります。

 

 

 

原価計算や原価管理、部門別管理会計の導入、投資意思決定のツール開発など、数値を管理している経理が行え、

会社に役立つ仕事は、本来はとてつもなく多いのです。
ぜひ、自らの経理部のミッションについて考えてみてください。
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■ 発行者 プロフィール ■
税理士法人トラストブリッジ 代表社員
公認会計士・税理士 永田 雄大
・慶應義塾大学商学部卒業
・有限責任監査法人トーマツにて、会計監査、内部統制監査に従事
・アタックス税理士法人にて、中小・中堅企業の税務顧問、事業承継業務に従事
・平成27年6月より、税理士法人トラストブリッジ代表社員就任

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