AIに負けない!一流経理マンへの道。管理会計編 Vol.4

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AIに負けない!一流経理マンへの道。管理会計編 Vol.4

本メルマガは、一流の経理マンとなるべく、
会計基準の本質を理解することを目的とします。

覚えるのではく、理解することを意識して考えながら、読み進めてください。

「題名」戦略的な廃棄していますか?

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戦略的な廃棄してますか?
どの業種でも一種類の製品を販売していることはないと思います。
これは、製造業、小売業に限らず、サービス業や飲食業も同じだと思います。

製品点数が増えると様々な弊害が生じます。

 

・在庫管理の煩雑化

・営業力の分散

・原価の上昇

 

そのため、経理部としては、定期的なABC分析を実施しましょう。

 

ABC分析とは、

売上の構成比毎に製品群をA・B・Cの三段階に分類して、それぞれ製品群で異なった対応をする分析方法です。

分析対象は売上でなく、粗利、販売個数など会社の状況に合わせて変更可能です。

 

 

A・B・Cの商品はおおよそ以下のように分類します。

 

A群:累積売上が7割の製品
B群:累積売上が7割~9割の製品
C群:9割~10割

 

 

この分析を実施すると、上位2割程度の製品が8割の売上を構成していることなどが多々発見されます。
また、明らかに重要な製品とそうでない製品とに分類されますので、

重要でないC群の製品の入れ替えや廃棄など、戦略的な廃棄を意思決定できます。
まさに「ゴミを捨てて、宝を売れ」という戦略になります。

もちろんC群の中でも将来性を見込んで残すものはあると思いますが、
ほとんどの場合、機械的に廃棄することをお勧めします。

 

 

 

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■ 発行者 プロフィール ■
税理士法人トラストブリッジ 代表社員
公認会計士・税理士 永田 雄大
・慶應義塾大学商学部卒業
・有限責任監査法人トーマツにて、会計監査、内部統制監査に従事
・アタックス税理士法人にて、中小・中堅企業の税務顧問、事業承継業務に従事
・平成27年6月より、税理士法人トラストブリッジ代表社員就任

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