Case05 経理事務の効率化
背景
昨今の刻一刻と変化する経済状況下では、経理部門の重要性は増しております。迅速かつ客観的な経営判断を下すためには、月次決算が欠かせません。一方で中小企業においては、経理部門のスキルや人員は常に不足しているのが現状です。このような状況下、少ない経営資源を最大限に活かすように効率的かつ効果的な経理業務フローを構築することは強い会社を作るために必要不可欠な要素となってきております。
課 題
- 月次決算が迅速かつ適切に締めることができない
- 毎月の支払金額を正確に把握することができない(資金繰りに不安を抱えている)
- 経理に多くの人員を割くことができない
- 経営者の意思決定に資する財務データを迅速に把握することができない
トラストブリッジからのご提案
経理は単に会社の売上や経費の記帳、出納をするだけの機能では十分ではありません。経営を財務という視点で支えることが必要です。これを達成するためには、迅速かつ適切に毎月の会社の状況を把握することが必要になってきます。しかし、多くの会社では、昨今の経済状況から間接部門である経理に多くの人員を割くことができません。そのため、弊社では必要最低限の人員、工数で、迅速かつ適切な月次決算を行えるよう現場の方と連携し、経理の仕組みづくりのご提案、導入サポートを行っております。
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現況の業務フローの把握及び問題点の共有
現状の業務フローを視覚化することによって、経理部員全体で工数過多になっている業務や月次決算を阻害している要因の把握を行います。また各部員との個別ヒアリングを行い、日ごろ感じている改善要望などを把握していきます。
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業務フローの再構築及びシステムの選定
上記で把握された問題点、改善点をもとに弊社にて、業務フローの改善点及び新業務フローを整理し提案いたします。また、必要に応じてクラウド会計や販売管理ソフトなど、クライアントの問題を解決できるシステムの選定・提案を行います。その後、クライアントと複数回の検討会、改善提案を行い、クライアントにとって最善の業務フローを作り上げていきます。
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試験環境での導入及び運用
上記で決定された新業務フローをもとに、導入業務を実施していきます。導入業務ではマスタの異動、登録などのシステム導入だけでなく、経理部員や周辺部署への個別フォロー及び新業務フローの改善点を整理していきます。また、新業務フロー導入では予期せぬ問題に対応できるように旧業務フローを並行して導入し、通常業務に滞りがないように努めます。
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本番環境での導入及びアフターフォロー
試験環境での導入に問題がないことが確認された後、新業務フローのみでの業務を開始致します。弊社では、本番環境への移行をもって業務終了ではなく、本番環境導入後の改善点や問題点の解決のためにアフターフォローも実施していきます。
獲得成果
- 各部署から支払依頼、経費精算から記帳までの業務フローを再構築することによって。支払依頼、経費精算からほぼ自動で記帳を行えるようになった。(工数の大幅削減、月次決算の迅速化)
- 各部署からの支払依頼業務フローを再構築することによって、月末総支払金額を迅速に把握することができるようになった。(資金繰りの迅速な把握)
- 販売管理の業務フローを再構築することによって、日次の売上高の即日把握、入金管理、滞留債権の一覧を把握することができるようになった。(資金繰りの迅速な把握、月次決算の迅速化)
- クラウド会計を導入することによって、経理人員を増員することなく、迅速な月次決算を行えるようになった。(月次決算の迅速化)